ライブラリアウト/Library Out

《ヘル・スラッシュ》と《ロスト・チャージャー》で相手の山札のカードを直接墓地に置き、「山札が無くなった時点で負け」という敗北条件を相手に満たさせる事で間接的に勝利する重呪文デッキ。基本的に相手のシールドを破壊しないために相手にアドバンテージを与える事が無く、呪文が中心のために即効性に優れているのが特徴。

ヘル・スラッシュ
8マナ 呪文
相手の山札を見る。その中から3枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手は自分自身の山札をシャッフルする。

ロスト・チャージャー
3マナ 呪文
自分または相手の山札を見る。その中からカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、そのカードの持ち主は山札をシャッフルする。
チャージャー

ライブラリアウトの歴史は、墓地にある《ヘル・スラッシュ》を《恵みの化身》の能力でマナゾーンに置き、それをさらに《ミスティック・クリエーション》で回収するコンボを使用した所謂ブレッシング・コントロールからスタートした。その後に《ロスト・チャージャー》の登場によって《恵みの化身》が、《宣凶師ベリックス》の登場によって《ミスティック・クリエーション》がそれぞれ必要無くなり、黒と白をベースにしたベリックス・アウトアクアン除去が主流となった。

・この名鑑では「シールドをアタックする事無くデッキ破壊を狙う」デッキをライブラリアウトと定義している。

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