《アクアン》によるドローと制圧力の高い白いクリーチャーを組み合わせたクリーチャーコントロールデッキ。もともと強力なデッキタイプだったが、アストラル・リーフの制限以降一気にメタゲームへのトップへとのし上がった。 初期と後期では大きく形が異なっている。初期型は俗に純粋白と呼ばれる進化クリーチャーと《光器ペトローバ》をメインに据えたスタイルだったが、次第にミラーマッチを意識して手札破壊や《荒廃の巨王ジェノサイド》を積むために黒がタッチされ始めた。その後にボルバルザークが流行してゲームスピードが一気に加速すると、それに対応するために白と黒がほぼ同数のアクアンホワイトブラック(コントロール)が登場。以降純粋白型はほぼ姿を消し、タッチ黒型とホワイトブラックという2つの流れが出来上がった。
非常に対応力が高いのが特徴で、アクアンブラック、重呪文、ボルバルザーク等のあらゆるデッキタイプと互角以上に渡り合える。デッキパワーだけでは無く、カードプールの広さからメタゲーム的にも有利だったために愛用者は非常に多かった。 また、種族が統一される事が多く、イニシエート、ガーディアンを基本としてライトブリンガーやグラディエーターなどの様々なバリエーションが生まれた。どれも一長一短なのだが、最終的には制圧力とスピードに長けたアクアン・イニシエートが最も多く使われていたようである。2004年のEL前後から、アクアンホワイトとライブラリアウトを組み合わせたアクアン除去、緑の優良シールドトリガーをタッチしたアクアンホワイトグリーンなどの変わり種も登場した。 ・例によって青いカードは《アクアン》含めて8枚、青入りレインボ−4枚という形が主流だった。 ・この名鑑では「タッチ黒」はアクアンホワイトとして扱う。 Back |